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::: ミステリ ::: ★★☆☆☆


1989年刊行、著者のデビュー作。
『このミステリーがすごい!1990年版』 18位。

著者の作品を読むのは初めてです。
新本格ブーム時代の作品であるし、大概デビュー作に不作なしという勝手な思い込みがアダになったのか、期待していたよりも結果はイマイチでした。。。(´~`)

一応、本格ミステリであるのものの、“ユーモア”ミステリの色が濃いハウダニットもの。
謎解きよりも、キャラクターたちのドタバタ・コメディー的な部分が目立つ。
ミステリ作家どうのという前に、小説家としてデビューさせる域に達していない稚拙さ。
物語を作るのが好きな、素人小説書きが書いた作品ではなく、ミステリ好きが、思いついたトリックをひけらかしたくて書いた、ミステリ・オタク本ですね。(笑)

キャラクターの造形にしても、くどいうえに、お笑い部分もカラ回りで失笑もの。
強引で乱暴な犯人の殺害動機も含めて、どんなに御大層なトリックを用意していても、読ませるだけのストーリー構成や、感情移入できるキャラタクターが確立していないと小説としては全く魅力がない。
著者の作品では、デビュー作の本書よりも、『殺戮にいたる病』 という作品が評価されているらしいので、今回に懲りずにいつか読んでみたいと思います。















※ これ以降ネタバレしてます。







































登場人物の多さ、“8の字屋敷”という館。。。
本格ミステリとしての材料が揃っていて否応なく期待をしてしまうところだが、あっさり裏切られる。(笑)
結局、“8の字屋敷”は鏡を使ったトリックで必要だっただけで、読者の探究心を満足させられるだけの謎ではない。
別に“8の字”にこだわらなくてもかまわないトリックだけに、インパクトがない。
トリック自体が軽く浅いものだけに、無駄に長い“密室講義”だの、キャラクターのドタバタ劇で読者の気を引くほかなかったのでは。。。(´ヘ`)
せめて、小説として読めるだけのモノだったらマシだったのだが。。。











(  ゚_ゝ゚) { 『大胆なトリックで本格ミステリーファンをうならせた傑作長編』 別な意味でうなりますが。。。








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