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::: ミステリ ::: ★☆☆☆


浅見光彦シリーズ96作目。
シリーズとしては2005年刊行ですので新しい作品。
初読です。


テーマは遺伝子組み換えによる食品(米)や、生物(コイ)。
中心は “花粉症緩和米” を巡る連続殺人事件。
“花粉症緩和米” とは、遺伝子組み換えにより作られたその米を食べると、
花粉症の症状を緩和、治療されるという、毎年花粉症で苦しむ日本人には奇跡の米。(笑)
あらすじには現実に花粉症緩和米の研究がされているような事が書かれていましたが、ニュースでも聞いたことがないので、フィクションなのかは謎。

作品としては、旅情ミステリとか歴史ミステリという雰囲気はゼロ。
それこそ浅見ちゃんの職業でもある、遺伝子組み換えにおけるルポそのもの。
遺伝子組み換えの話から、農業や、コイ養殖の話まで、ルポルポルポ。
殺人事件はそっちのけで、単にミステリが読みたいわたくしとしてはつまらないの一言。
専門性の高い解説はもはや飛ばし読み状態。
それでも、殺人事件は起き、解決するのだから興味のない人からしたらメンドイ本ではあった。
ただ、素人向けのルポとしてはよく出来ているのではないでしょうかね。
浅見シリーズは、本書のような学術的というか専門性の高い作品は好まれないと思いますけど。。。(´ー`)┌
せめて歴史までですね、楽しめて読めるのは。



















※ これ以降ネタバレしてます。







































浅見光彦シリーズでの事件そっちのけのルポは痛すぎじゃないですかね。
食品の遺伝子組み換えというと、興味がないわけじゃないですけど、殺人事件より身近でも現実味もない。
浅見光彦のというよりは、著者の主張が色濃く出た作品に思える。

事件に関しては、ものすごい適当な幕切れで怒りを通り越して呆れました。
綿密な取材ルポがなければ、星1つもあげられない内容。
事件解決に満足しているのは著者だけでしょうね。(´ー`)┌
第一の被害者を何故、祭りの格好をさせる必要性があるのか、どうにもこうにも納得がいかない。
プロットもなく、謎めいた死に際だけを描いてしまったがために、風呂敷をたためなくなったとしか思えない。
第二の被害者の殺害動機も安易すぎるし、読者が殺人事件において何一つ納得できる情報や、伏線もなく、浅見ちゃんの妄想劇場で幕引き。
ドラマ化もムリでしょうね。(´ー`)┌















(  ゚_ゝ゚) { 『悪魔を消しても神が存在することを等閑視していた。』 久々の名言かも。









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テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌


















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