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::: ミステリ ::: ★☆☆☆☆


“バー・ミステリ” シリーズ三作目。

一作目の 『九つの殺人メルヘン』 は読んだことがある。
こちらはグリム童話を題材にした連作短篇でした。
シリーズものになりそうもない結末だったと記憶していたせいか、二作目が既に刊行されていたとは知りませんでした。


三作目では、ギリシャ神話を題材にした連作短篇になってます。
いつのまにか、シリーズ名もつけられたようで、整理に困ってたのでこれで一安心。(笑)
また、一作目から目を引いていたのが、表紙・挿絵のデザイン。
本書もとても良いですね。

が、肝心の内容はというと、褒めちぎるところも、けなし倒すところもないという、ただの暇つぶし本でしかないところが悲しい。
そもそもバーで謎解きミステリというパターンは、 『邪馬台国はどこですか?』 という著者の作品でやってますしね。
キャラは、探偵役である桜川東子に魅力がない上、ヤクドシトリオは誰が誰やらで、別に3人いなくてもな個性の無さ。
ついでに、彼らのボケツッコミも面白くない。
また、一冊の本にするために押し込んだような、ワインの薀蓄や昭和レトロのなつかし話は、事件との関連性は一切なく、興味の無い人にはほんとどうでもいい文章でしかない。
ギリシャ神話についても、グリム童話と比べても認知度が極めて低いにも関わらず、ある程度あらすじがわかっている人限定な進め方もマイナスポイントだ。
個人的に、新聞の三面記事に載るような事件よりも、ギリシャ神話の方に力を入れて欲しかった。
事件性とギリシャ神話との関連性においても、こじつけ感がある。


著者の作品で、 『哲学探偵』 というノン・シリーズがある。
こちらは、有名な哲学者の言葉が題材になっている連作短篇であり、本書のシリーズとパターンとしては全く同類の作品だ。
似たような作品がアチコチに点在していて統一感がない。
そういった作品は、やはり “こじつけミステリ” とひとくくりにしておくべきでは。。。(笑)

読む価値なしと一刀両断するほどの本ではないが、暇つぶしにする時間はやれないというのが正直な気持ち。
当然、ノベライズでもお高いと思うのも小市民の正直な気持ちだ。


















※ これ以降ネタバレしてます。










































全7話とも、事件の犯人が女性という設定。
明らかに意図した設定だと思うのだが、ギリシャ神話を題材にしたことで、犯人が女性となったのか、何か他に理由があるのか、いまひとつ趣旨が伝わらなかった。

それと、事件の謎解きにおいて、後から、「そういえば~」みたいなヒントをマスターに語らせる度にイラっとする。(笑)
後だしヒントはズルなのでやめていただきたい。(笑)















(  ゚_ゝ゚) { 『もしかしたらゼウスとは、人間の強烈な欲望を具現化した姿なのかもしれませんね』 人間? 男限定じゃ。。。











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