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予知絵 (角川ホラー文庫)予知絵 (角川ホラー文庫)
(2009/07/25)
安東 能明

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::: ホラー・サスペンス ::: ☆☆☆☆☆


児童館で働く万理は、知人の薦めで、児童が描く絵から心理状態を読み取る、児童画診断の研究活動に参加し始めた。
ところが万理の息子が、「死」を予兆するといわれている不吉な予知絵を描いてしまう。
予知絵を描いた子供が次々に事故で亡くなった事を知った万理は、息子が助かる方法を探そうとするが。。。




一言で言えば、支離滅裂な作品。(笑)
ホラーとかサスペンスとか言う前に、小説として成ってない超・駄作。

絵が心理学と深い関係があり、精神治療の一環として研究、利用されていることは有名ですが、統計学としか思えないせいか、どこまで信憑性があるのか謎。
本書では、かなりご都合主義に利用されているので、ますます胡散臭い。(笑)
そもそも、ガキの描く絵なんてどれもこれもピカソチックで、下手な心霊写真を見るより怖かったりする。
人間の心の中が絵一枚で分析されるわけもないのに、さもそうだと言わんばかりの解説っぷりには辟易です。

物語では、予知絵にまつわる事件と、もう1つ別の事件が発生する。
ミスリードとしての役割はあるものの、全くといっていいほど本筋に絡んでない。
“予知絵” がメインのはずなのに、後半は見る影も無くそっちのけにされている。。。
前半と後半では別の物語にすら感じるドへたな構成で、グダグダ。(笑)
登場人物達の人物造形、描写も非現実的過ぎて滅茶苦茶。

二度と、著者の本は読むまいと思わせる時間泥棒な一冊。( ̄ー ̄メ)o゛














※ これ以降ネタバレしてます。








































どこも褒めようがない作品。(笑)

物語の核でもある“予知絵”は、手前勝手に都合良く使われており、嘘臭いことこの上ない。
しかも、予知絵を描いた子供は死ぬという設定も、真面目に研究をしている人間からしたら腹立たしいに違い無い。

一番ひどいのは、人間造形だ。
まず、啓子。
彼女は主人公の万理を、児童画診断の研究にしつこく誘う、自信家のうっとうしい女なのだが、万理が「死」を暗示する予知絵について調べだすと、突然、態度を豹変させ児童画診断をやめてしまう。(笑)
啓子の旦那がドメステ男で、児童画診断の研究を反対したからというのが理由らしい。
っつか、今更?(゜ロ゜)
待て、その前に、ドメステはある意味精神疾患であり、どう考えても精神科で要治療と考えるのは、一般常識だろうと思うのだが、啓子には自分が抱える状況やら問題が把握できていない。
啓子は、児童の深層心理を研究しているのに、当人の心理が分析出来てないってありえねぇ。(笑)
こんなヤツに子供の心理がどうのって、えらそうに語られたくない。。。(´ー`)┌

同じように、主人公の万理も、ストーカー・本多を“普通の人”扱いするのは、あまりにも無知としかいいようがない。
児童館で働いてるのにストーカーがどういう人間かを理解してないのは、もはや罪。(笑)

啓子にしても、万理にしてもドメステにストーカーと、ある意味、同じ種類のビョーキの人間の対応に無知というかアホすぎるのは、どう考えても現実的とは思えない。


多田は万理の後輩女性のストーカーなのだが、万理が後輩に頼まれて別れるよう多田にうながすのだが、これもこれであり得ない。
他人の恋愛事情に関わると、逆に問題がややこしくなるのはわかりきったことなのに。
ええ年こいてそんなこともわからない。。。アホ女です。
自分自身の問題なのに他人まかせの後輩女性も、多田と半同棲しておきながら、恋愛感情は無いと抜かすし。。。


もう、本書に登場してくる人物は、人格破壊してますね。(笑)
イライラしてきて予知絵なんかどうでもよくなってくる。(笑)
っつかそもそも、絵で子供の心を知ろうなんてアホらしいとしか言いようが無い。
親の怠慢です。














(  ゚_ゝ゚) { 『それは、子供が描く逃げられない死のサイン。』 絵じゃなく子供を見ろ。。。









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