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::: ミステリ ::: ★★☆☆☆


浅見光彦シリーズ第104作目にして、デビュー30周年を記念した、3ヵ月連続刊行の第一弾。


今回のテーマは、学校や教職を取り巻く諸問題を織り交ぜながらの社会派ミステリ。
浅見光彦シリーズというと、トラベル・ミステリとしての色が濃いのですが、今回は違う。
本書は、巷を騒がした教員採用試験における不正事件や、モンスター・ペアレントといった、社会問題を詳細に取り上げている。

そのせいで、舞台となった群馬県・高崎市について特筆することも無くスルー。
さらに、殺人事件の犯人は名探偵が登場しなくともわかってしまい、トリックといった謎解きも三面記事を読んでいるかのよう。
名探偵は必要か? と首をかしげるようなミステリだ。
完全にただのキャラ本と化しているような状態。

本書にミステリを期待してはいけません。
あくまでも、現代の学校教育が抱える現状の問題提起と考えた方がよさそうです。(;´д`)
そういう点では、学校という組織、聖職と言われる教員の裏事情などなど、まるでマフィアの裏社会をみるような描き方は面白かったかな。(笑)













※ これ以降ネタバレしてます。







































本星が最後の最後まで登場しない殺人事件もののミステリってあんのか?(笑)
内田作品では、大物政治家が主犯で、暴力団員が実行犯という方程式があるので、本書も、犯人は誰かなんて考えるだけ野暮というもの。
それでも、浅見ちゃんと犯人との対峙という構図が無いのは、学校教育の問題、教育論を戦わせるだけの知識が無かったと思われても仕方ないなぁ。。。

それと、実行犯の一人は、主犯である政治家の腹違いの息子なのだが、出世のために、この息子の母親を捨てて、別の女性と結婚した父親のために、殺人を犯すという心理が全く共感できない。
認知されて、生活費等援助されているとはいえ、人殺しまで請け負うかな~?
逆に、父親としての責任を放棄しておきながら、息子に人殺しをさせる父親もありなのか?

人間の心理という点において、納得できない犯人像だった。









(  ゚_ゝ゚) { 『怨恨は相対的なものだから、恨まれれば恨み返すってこともあるでしょう。』 無茶苦茶な論理だな。。。









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