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本格ミステリー・ワールド2010本格ミステリー・ワールド2010
(2009/12/19)
島田荘司

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::: 書評・ガイドブック ::: ★★☆☆☆


2010年版です。
読みごたえはあるけど、面白さに欠けるガイドブックに成りつつある。
“このミス” くらいくだけてしまうのも微妙だが、もう少し遊び心があってもいいかなと思う。
字ばっかりでガイドブックというよりは、評論本という堅いイメージしかない。


それと、気になってたのが、監修が島田御大先生というだけあって、彼の個人誌のような印象に映る。
対談にしても、「黄金の本格ミステリー」の選定にしても、“このミス”と異なり、プロの作家や書評家などが中心に運営しているため、身内色が濃い。
他紙との差別化ということもあるだろうし、真の本格作品を読者に薦めたいという気持ちがあるのだろう。
ただ、運営者の人数が少なすぎる。
創刊当初から危惧はしていたが、身内に対する甘さが本書では顕著に出ているなぁと。。。
















※ これ以降ネタバレしてます。





































2010年版、黄金のミステリーは以下の通り。


・『玻璃の家』 ::: 松本寛大
・『密室の如き籠るもの』 ::: 三津多信三
・『奇蹟審問官アーサー 死蝶天国』 ::: 柄刀一
・『密室殺人ゲーム2.0』 ::: 歌野晶午
・『密室から黒猫を取りだす方法』 ::: 北山猛邦
・『花窗玻璃』 ::: 深水黎一郎
・『追想五断章』 ::: 米澤穂信
・『闇の中の猫』 ::: 麻生荘太郎


概ね妥当な作品ばかりですね。
ただ、やはり気になるのが、『闇の中の猫』なんですよね。。。(笑)
他紙ではどこも取り上げていないのに何故?
『本格ミステリ・ベスト10』ですら完全たる無視。
どうやらこの作家さんは、島田御大先生の推薦でデビューしたという経緯があったようです。
メディアでは全く取り上げられてないのに、いきなり黄金のミステリーに選出されるのはうさんくさいですよね。
選出する運営者も島田御大先生に気を使っているとしか思えない。
実際、わたくしは読んでないので、本当に選出されるに値する作品なのかどうかわかりませんけどね。
印象は甚だしく悪いことだけは確か。
結局、身内同士の褒め殺し内輪雑誌かよと思われても仕方ない。
そうなると、“本格”に拘る云々といった高い理想もチンケに思えてくる。

それともう1つ気になるのが、柄刀一先生の作品。
気のせいかな、毎年、一作品は選出されているような気がするのは。。。(笑)
いかにも島田御大先生が好きそうな大仕掛けな作品ではあるが。。。(´~`)









(  ゚_ゝ゚) { 『理知的な推理を軸とする小説であれ』 そこだけはブレないでね。







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