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≠の殺人 (講談社ノベルス)≠の殺人 (講談社ノベルス)
(2009/12/08)
石崎 幸二

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::: ミステリ ::: ★☆☆☆☆


おバカ女子高生トリオと理系リーマンのミステリ珍道中。
6作目です。
わたくしは、5作目から読みだしました。
お茶うけ程度の軽いミステリを所望して読んだのだがきっかけですが、軽いというよりも、読者をバカにしてんのか?
なノリがウケてるのか(?)、6作も出版されているとは、ただただ驚きです。(笑)

石崎作品では、 『首鳴き鬼の島』 が良かっただけに、その落差の激しいこと。。。
個人的には、 『首鳴き鬼の島』 程度の軽さとクオリティを求めているのだが。。。(´~`)


さて今回は、またもお約束の絶海の孤島で殺人事件が発生。
大手企業の御曹司と友人という薄い関係性で、石崎とお供のメスザル三匹が、研修館で催されるクリスマスパーティーに招待される。
奇妙な館、双子の美少女、惨殺死体と、ベタな設定が待ち受ける。
双子とくれば、著者お得意の “DNA” ネタが用意されていること間違いない。
さらに、巻末の参考資料に、ドーピングに関する著書が。。。
医学や薬学知識に詳しい人はピンとくるかもしれない。
だが、イリュージョンのような事件の真相にはびっくり、というか、怒! です。(笑)

まぁ、よくこれだけレベルの低いミステリを書けるなぁと呆れます。
講談社ノベルスとして売ってる時点で腹が立つ、ラノベレーベルが相当だろ。
せめて短篇集として売れと言いたい。
こんな本を長篇として堂々と出版してっから、誰も本を買わなくなるんだよ。
図書館で十分って思いますからね。┐('~`;)┌


それと、毎回、言っときますけど、キャクターに個性なしです。
セリフだけ見ても、どっちがユリでミリアでも成立してしまう人物造形の無さなのに、3人もの女子高生を操ろうなんて自覚の無さはどうなの? と思う。
内容的にワントリックのミステリであり、短篇で十分な内容だ。
だが、それでは金にならない。
そこで、複数のキャラクターを動かして、漫才やコントを成立させ、ページを水増しして長篇にしようという、原稿料を稼ぐセコい手段なんでしょうね。┐('~`;)┌

セコいと言えば、キャラクターの人物造形の無さを、あえて自ら自虐ネタとして本文で主張することで、批評に対する予防線を張って、自己擁護してる点もセコすぎ。















※ これ以降ネタバレしてます。







































殺人事件の引き金は、双子の精神性と、誤解による不運だった。
公平、平等に育てられた双子の姉妹(美雪と美冬)だが、その環境が崩れた瞬間に殺意が芽生えたわけです。
双子姉妹揃って、一人の男性を奪い合うが、DNAすら全く同一の一卵性の双子でありながら、男は美雪を選んでしまう。
男に裏切られ、しかも男の子供を妊娠していると誤解した美冬は、美雪と男を殺害してしまう。
さらに、男との関係を知っている看護師をも口封じに殺害する。

常識的な人間からしたら、何とも幼稚な殺人事件としか言いようがない。
世の中、公平、平等なんてありゃしないんですよ。
あったら、それこそ殺人とか戦争なんておこってない。
生まれた時から幸福で、死ぬまで幸福な人もいれば、その逆もあるのが現実。
裕福な環境で育てられ、高い学歴があっても、人間としての生き方を教えられてない人間は、人生のどこかで挫折したり、過ちを犯したりするという典型な例かな。


本書では、自分と同じ人間を、または、肉体の限界をどう乗り越えればいいのか、自己の相(さが)を越えようと悩み苦しむ人を描いてました。
残念ながら、彼らは、結果的に誤った手段を選択してしまった。
現在の自分を変えたい、向上したい、殻を破りたい。。。
そう思っている人はたくさんいると思う。
しかし、誰かを傷つけたり、薬物の使用なんかでは決して越えることは出来ない。
それだけは確かですね。










(  ゚_ゝ゚) { 『好きになる時間あった? ゾック』 確かに(笑)







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