::: ファンタジー ::: ★☆☆☆☆
ジブリアニメ宮崎監督が映画化したことで、一躍話題となった本作。
映画はキムタクを起用して注目を集めてたんですが、彼の声をCMで一言も出さないケチな宣伝をしたわりには、興行成績はいま一つに終わったようですね。
映画は是非レンタルで(映画代が勿体無くて。。。すいません)観たいと思っているので、
その前に原作を読んで予習しておこうと図書館で借りました。
宮崎監督が喰いつくファンタジーとはいかなものか? とちょっと興味はあったんですが、結果としては面白くはなかったです。
正直、宮崎監督は、徳間書店と深い関わりがあるだけに、両者の相乗効果を狙っただけのプロジェクトだったのか?
と疑うほど監督の制作意図が明確でない作品に思える。
著者はファンタジー作家としてイギリスでは有名だそうですが、イギリスの子供達はこれで満足できるのか?
と頭を捻る次第です。
児童文学を大人が読んで手放しで面白いと思ったら、逆に子供向けじゃないような気もするし複雑です。
文才(技術面)であーだこーだ言うつもりはないのですが、ファンタジーやアドベンチャーに不可欠なドキドキ感が感じられなかった。
物語の続きが気になって、寝る時間を削るような昂揚感が最後まで持てなかった。
眠気が起きる、集中力が途切れがちになるなど、物語に起伏がなく平坦なんですよね。
一番悩ませたのが、情景描写がほとんど理解できなかった。
これに関しては、訳者に問題あり? と思わざる得ない。。。
こんな描写で子供達は理解できるのでしょうか?
きっと、底無しにわたくしの想像力が貧困なのか、純真な心がごま粒ほどもないのでしょうね。。。
そうしておきます。 そうします。 (´ー`)┌
もう一つ言うならば、主人公・ソフィーのハウルに対する恋愛感情などの心理描写がアリほども無いです。
いきなり、 『わたしはハウルに恋してたのね!』 なんて言われても、えっ!そうなの?ってくらい寝耳に水ですわ。 (´ー`)┌
まぁ、ハッピーエンドの大団円なので、めでたしめでたし。
ハリー・ポッターの場合、原作を読んでから映画を観たほうがわかりやすかったのですが、本作は忠実に制作されているならば、映画を先に観ていただいて、世界観をビジュアルで記憶してから本を読んだ方が楽しめるかと。。。
気に入ったのは、火の悪魔・カルシファーですかね。
悪魔とは名ばかりで、ひねくれもんだけど、寂しがりやのイイ奴でした。 (o゚c_,゚o) プ
うちのストーブもカルシファーだったら、話し相手に退屈しないですみそうですね。
また、おもわず笑ったのが、ハウルが詮索好きなソフィーに言ったセリフで、
『たとえぼくが大海原のどまん中にある氷山の上で、女の子をくどいたとしても、多分あっというまに、あんたがほうきの上からのぞき見してることになりそうだ。いやいや、あんたがのぞいてないと、かえってがっかりするだろうな』などとパンチの効いたイヤミが素晴らしい!
好きな女の子にはイジワルしたくなっちゃうってやつですかね? (´ー`)┌
( ゚_ゝ゚) { 『長女は何をやってもうまくいかない』 全国の長女のみなさ〜ん、だそうですよ。。。