::: ミステリ ::: ★☆☆☆☆
当然のごとく、図書館で借りました。
新刊が出ると読みたくなるんですが、最近はオッと思うような作品がない。
ミステリなのに違った意味で騙された気がする。。。 (´ー`)┌
著者は叙述トリックの鬼とでもいうべきか?
これでもかと読者を引っ掛けるべく、てぐすね引いて準備してるんですが、用意されたタネが、気持ち悪い登場人物、古びた洋館、天井裏、手記と設定がワンパターンです。
もうこれしか書けないのか? それともこれも作戦のうちなのか?
わかりませんが、著者を知ってる読者はだまされるもんか! と用心に用心をして読みます。
しかし、最後の最後で騙されるんですよねぇ。。。 アラ不思議。
※ これ以降ネタバレしてます。本作は、前半のうちで見抜けるほど全体的なトリックは浅いです。
トリックが浅いということは、物語自体複雑でないので手軽に読めます。
それでも細かい部分では騙されますけどね。
難しいのは人間関係でしょうか。
登場人物はたったの6人なんですが、この6人がごちゃごちゃに入り乱れます。
もちろん読者の頭の中で。
いち早くその人間関係を整理できた人が、全てのトリックを見抜けるのでしょうが、どこかで著者の仕掛けた罠にハマること間違いないです。 (´ー`)┌
読み終わって、登場人物の叔母さんと男のモデルは、ヒッチコックの映画 『サイコ』 に登場するキャラクターを連想するくらい、イメージが重なりました。
ラストで一件落着にみえた事件ですが、これからが始まりなのだよと示唆しているようなピリオドの仕方はうまい。
著者はほんと気味悪いキャラクター、下品なセックス描写、叙述トリックにかけては天才的だね。
( ゚_ゝ゚) { 『 お、ば、さ、ん。 な、ん、だ、い? 』 って、気持ち悪いんだよ、初めから終わりまで。
テーマ : 読んだ本。 - ジャンル : 本・雑誌