Bk.088 今日の早川さん2

23:56 Sat 27.09
今日の早川さん 2今日の早川さん 2
(2008/05/23)
coco

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::: エッセイ・コミック ::: ★★☆☆☆


第二弾です。
当然のことながら図書館でお借りしましたが、たかだか4コママンガの薄っぺらい書籍のくせに、貸し出し期日丸々借り切って、しかも延滞するバカっているんですね。(´ー`)┌
わたくしが予約した時点で、予約待ちは2人だったのですが、1ヶ月と3週間も待った。
早く読みたくて仕方ないというような本ではないし、他にも借りてる本がわんさかあったので、待つのは全く苦ではないが、それにしても、この本のどこにそんな値打ちがと。。。(笑)


今回は、本好きオタク5人女の日常に、なんだかファンタジーな感動友情物語まで付加した内容となっていた。
シュールなオタクちゃんのリアルな日常が面白かっただけに、何故に、マンガチックなありふれたネタに走ったのか? はてさてである。
前回も書いたと思うが、SF小説や、純文学なんかよりも、ミステリ小説の方が、遥かにちまたの書店には出回っているはずだし、一般化しているのだが、何故か、ミステリオタクのキャラクターがいないという設定に憤りを感じるのだ。
そのくせ、レア本オタクのキャラクターなどは出番も少ない上、立ってない。
本書に全く生かされていないのは無駄としか言いようが無い。

著者は、 coco という人物で、個人名なのか、団体名なのか不明だが、どちらにしても、ミステリを読まない人物としか思えない。
日本に於いてある意味、珍しい人種といっていいかもしれない。
かといって、ホラーやライトノベルについて造詣が深いかというと、そうでもない。(笑)
ほとんどいっていいほど、作品名やら著者名が限られてるし、内容も熱く語られることも少ない。
SFと文学系の本以外、さほど知識量もないので、無理して登場人物を増やさなくても良かったのにと思う。

個人的にSF小説が好みでないのに、主人公がSF好きのキャラクターであるため、あまり楽しめないというのが正直なところ。
SF好きにはたまらないネタ満載なのだろうが、せめて、他のキャラクターの知識量をレベルアップしてくれれば、読むのに耐えうる作品だと思うのだが。。。













※ これ以降ネタバレしてます。





































面白かった話を挙げてみました。



「中世の誓い」

ジャンル問わず、読書は楽しい。
だけど、それを判ってくれる人は少ない。
憂うべく現状と日夜戦い続ける読書家の皆さまも、そうでない方も、是非読んでくだされ。(笑)
読書好きな人もいれば、アニメ好きな人もいる。
ゲーム好きな人もいれば、ジャニタレ好きな人もいる。
そういうもんなんですよね。
けど、同じ好きなモノ同士集まると、老若男女問わず、性格違おうと、居眠りこいてようが、あうんの呼吸で心通じ合うとこが、嬉しかったりする。



「復活の日」

インテリの中に笑いあり。



「たりないもの」 、 「奇人宮の宴」 、 「ノヴァ」

下の中に笑いあり。



「語られぬ部分にこそ」

本を読むことだけが読書ではない。
語り合ってこそ。



「安らがぬ死者」

あるある、よくある。。。(笑)



「集中できない」

他人様が読んでいる本は、いよ〜に、すご〜く気になるものなのです。









(  ゚_ゝ゚) { 『小生の愚息も昇天』 (笑)







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Bk.065 今日の早川さん

15:12 Tue 29.07
今日の早川さん今日の早川さん
(2007/09/07)
coco

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::: エッセイ・コミック ::: ★★☆☆☆


本好きの本読みは読むべしと言われたので、図書館で借りてみました。
わたくしが本書を読んでいる時点で、既に、 『今日の早川さん2』 が刊行されているらしいので、一応そっちも図書館で予約。

著者はブログ発信から出版にこぎつけたそうで、何やら胡散臭さを感じます。
以前、 『オカマだけどOLやってます。』 という本を図書館で借りた。
この本もブログあがりのど素人本でしたが、読んでいて腹がたった記憶があり、この手の本には期待してません。


本の内容は、オールカラー(生意気にも)の4コマコミック形式のエッセイ本。
SF、ホラー、純文学、ラノベ、レア本を、こよなく愛する5人の乙女のオタク生活を描いたもの。

いきなりダメだししますが、何でこのジャンルに “ミステリ” がないのだ?
おそらく日本で1番読まれているジャンル(広義の意味も含めて)は、ミステリだと思うのだが。
登場人物の主人公・SF好きの早川さんの名前にちなみ(?)、本書の出版元は早川書房。
早川書房といったらSFだけど、同等にミステリも早川書房の代名詞でもあると思うのだが。。。
大体にして、レア本オタクの国生というキャラは、終始立ってない。
立っていないどころか、いるのかいないのか気づかないような、いてもいなくてもどうでもいいキャラを作るくらいなら、ミステリオタクのキャラを何故作らなかったのか。。。( ̄ー ̄メ)o゛
謎です。

構成としては、1ページの半分に4コマコミックを、残り半分に地の文というか、注釈文(解説文)みたいなのがある。
確かに、オールカラーはキレイで見やすいです。
ですが、1コマ1コマの背景が雑。
雑っていうか、背景がなく白いものが多い。
オールカラーにして売るんだったらもっと商業意識がないとだめじゃないの、これ。
個人のしかもど素人のブログレベルのものをそのまま商品にするとは、なんと図々しい事か。
また、キャラクターの髪の色や長さで誰かを判別できる程度のヘタウマ絵。
なるほど、プロの漫画家になれなかったからこそ、ブログでチマチマ描いていたのかと思うような絵。
日本人は絵を描くのがプロでなくても上手な人がかなり多く、ネットでも素人が描いた絵をたくさん見慣れているので、著者の画力に驚嘆するようなものは感じない。
1番気になったのが、注釈文というか、説明文?
小説でいうと地の文に相当するような文章があるのですが、コミックを見ながら、横目で文章を読むという作業を交互に行うのは疲れる。
普通のコミックのように目線を自然に流せないし、上から下にサッと目線を走らせるだけで読める4コマの長所を潰している。
ブログが4コマで描いているのか知りませんが、ブラウザと書籍では見方が全く違うので、書籍の場合は、コマを大きくして、なるべく説明文のような長い文章は避けるべきじゃないでしょうか。
それと、本好きが読むことはわかっているはずなのですが、本好きオタクの生態ばかりが目立つ。
もっと、本好きオタクたる所以でもある、面白い本を紹介して欲しい。
一般的認知度の低い、コアな本を取り上げてくれたら尚良かったんですがね。。。
いまいち、著者の本好き度が低い気がしてならない。

内容が薄く、フルカラーというだけで、¥1,000は高すぎる。
脚本がお粗末なのに、出演者だけ豪華スターをキャスティングした映画みたいです。
個人的には、白黒で全然いいので、半額にしろと言いたい。
しかし、白黒にしたら著者の画力では、誰が誰だかわからなくなるかもしれないですね。(´ー`)┌













※ これ以降ネタバレしてます。







































内容に関しても、そんなに共感するような話もこれとなく。。。
しいてあげれば64Pの 「終りなき戦い」 ぐらいですかね。
寝ながらどうやって楽に本を読むかという永遠のテーマを取り上げてます。(笑)
これね、風邪引いて寝込んでいる時とか、寝ながらにして本を読みたい人にとっては重要なんですよね。
本書では、 「仰向け派」 、 「うつ伏せ派」 、 「横向き派」 、 「片肘派」 の4パターンを紹介。
本書で言われるまでもなく、どれも試してみましたが難しいですね。
1番楽なのが横向きではあるんですが、仰向けもそうですが、電気の位置で読みづらくなる。
誰かがライトを当ててくれて、ページを捲ってくれるのが1番楽チンなんですが。。。


それともう1つ、本読みとして、1番共感したのが以下の著者の言葉。


“一体いつまで修行を続けたら納得のゆく境地に達することができるんだろう
 まだ本を読み始めたばかりの幼い頃、必死に世界を理解しようと一冊一冊の本を丹念に大切に読んでいたあの頃にはもう二度と戻れないような気もしますし”




よくわかる。
読書をしていると、手にした本の世界観だとか、内容が理解不能だったりすることが多い。
子供の頃は同じ本を何度も何度も読み返したりした。
大人になって、もう一度読めばわかるかもしれないと、思ってましたけど、いくつになっても、何度読み返しても、わからないものはわからなかったりする。。。
何でわからないんだろう、自分は本当におバカだと、打ちのめされたりと、本が好きでも楽しいことばかりでもない。
年を重ねるごとに、読書に使える時間も少なくなりますし、出版大国日本の驚異的な出版数に追いつけないしで、流し読み(手抜き)も増えてくる。
日々まさに修行ですよね。。。(笑)









(  ゚_ゝ゚) { 『一体いつまで修行を続けたら納得のゆく境地に達することができるんだろう』 夢のまた夢。







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Bk.033 オカマだけどOLやってます。

16:59 Thu 07.06
オカマだけどOLやってます。オカマだけどOLやってます。
(2006/09/27)
能町 みね子

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::: エッセイ ::: ★☆☆☆☆


本屋でたまたま手に取って読んでみたら面白そうだったので、図書館で借りてみました。


オカマ(体は男)なのに普通にOLとして働いている事に疑問があったんですよね。
履歴書でバレるのに、何故? と。
そんなこと出来るのか興味があったのですが、なんのこっちゃない、著者は病院で診察を受けて、性同一性障害と診断され、裁判所で名前を改名していただけだった。
しかし、名前は改名して女性化手術を行ったとしても、戸籍上の性別は変わらないよね?
わたくし、オカマになったことがないので、その辺の事情は全くわかりませんが。
履歴書の性別を偽ることは出来ても(詐称行為だが)、社員としての書類上の手続き(厚生年金とか、社会保険)の際に大きな会社だったら、総務部でバレちゃわない?
著者は、男性とも女性とも取れるような名前に改名したと書いてましたけど。
それでもちょっと納得できない部分が多いのですが。。。


大きな疑問は置いておくとして、内容はというとブログでの記事が好評で書籍化されたエッセイ本。
挿絵(いわゆるヘタ絵)も著者が描いていることもあり、とても人気のあるブログのようです。
オカマがOLとして働くだけでも興味津々なのですが、オカマに目覚め、社会的にも肉体的にも女性化をめざす著者の自伝的体験談がウケているようです。

たしかに、チャプター1の「OLライフ」は面白いのですよ。
オカマ視点というよりは、むしろ男性視点での女性観が良い。
特に、 “女子の呪文” にはうなずける。
ただ、それ以降が、読んでてだんだんムカついてくるんですよね。(´ー`)┌
エッセイというのは、フィクションと違うので、作者の人間性が如実に表れる。
そのキャラクター性いかんによっては、絶大な人気を得るのですが、わたくしはどうやら好きなタイプではないようです。
性別の問題ではなく、人間性の問題ですね。
ニューハーフには性格が悪いのが多いとよく聞きますが、納得した。













※ これ以降ネタバレしてます。






































何がムカつくっていったら、著者の根拠の無い自信と身勝手さ。
その辺の女性より美人だとか、キレイだとか思っていて、それを読者にアピールしたいのだろうが、こういうとこは性格的にやっぱ男なんだよな。
人からキレイとか、オカマバーで働いたら絶対NO.1だと言われていたなどと何度も書いてますが、女性だったらまず、そういうことは書かないと思います。
心の中では思ってても(笑)、書かない。

さらに、相当容姿に自信を持っている著者ですが、OL時代の副職に選んだのが何故かオカマバー。
志望動機として、稼げるからというのは理解できるが、OLとして、女性として自然に生活できるようになってきたのだから、 “オカマとしては相当なもんなんじゃないの?” などと抜かして、腕試し的な気持ちで面接を受けているのだ。

わたくしの感覚からしたら、この野郎〜オカマのくせに、オカマをなめてんじゃねぇのか!? なのだ。
しかも面接で 『すぐにウチで働きなさいよ!アナタなら人気でるわよ』 というセリフを普通に期待していたというから飽きれる。
“普通” にというところがさらにカチンときます。(´ー`)┌
自身がオカマでありながら、オカマを見下しているような言動。
本当に、女性として(容姿も含めて)自身があるなら、ホステスがいる店で腕試ししてみろよと思う。
整形して美人に変貌したブスが、今までの腹いせにとばかりに、容姿の劣る相手にぞんざいな態度を取るようなもの。
自分より弱い人間に対しては強くでる卑怯者タイプだなこいつ。

自分はオカマと自称するくせに、他人からオカマ呼ばわりされるとムカツクだとか、オンナとオカマの間を都合良く行き来する勝手さとか、とても不愉快でした。


本書でわたくしが1番言いたいことは、著者は自身の性別が男であること、オカマだということが、他人にバレてないと思っているようですが、ほぼ90%くらいはバレバレだと思います。
OLとして会社に入社した以上、そら周りの人間は女性だと思いますよ。
OLは女であるという固定観念があるのですから。
女性の第六感を嘗めてもらっては困ります。
“へんだ” 、 “おかしい” と絶対思っているはず。
ただ、口にしないだけ。(笑)







(  ゚_ゝ゚) { 『そんなことないよ』 男でも使うだろう。。。思いやりの問題だと思うが。







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Bk.011 猫パンチをうけとめて

23:35 Sat 10.03
猫パンチをうけとめて 猫パンチをうけとめて
南里 秀子 (2007/02)
幻冬舎
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::: エッセイ ::: ★★★☆☆


ベビー・シッター、ペット・シッターというのはよく耳にしますが、猫専門のキャット・シッターというのは初耳です。
ありそうでなかったこの仕事を、初めて日本で開業した、南里秀子さんのエッセイ。
著者が考えるところのキャット・シッターとは、ただ猫の世話をするだけではなく、猫の健康や、行動をしっかりチェックし、飼主と猫との関係を潤滑にさせる役割と、獣医師と飼主の中間の立場で、良き助言を行うこととしてます。


著者はものごころついた時から猫と共に生活をして、職業として猫と係わること15年。
とにかく、その経験豊富なスキルは半端ではない。
キャット・シッターの仕事は、飼主の家に出向き、猫の世話をする。。。
すごい楽チンなお仕事と思うが、意外と大変な事も多い。
猫の世話がというよりは、猫と生活することを安易に考えている飼主との戦いと言っても過言ではない。
猫よりも、飼主(人間)とのコミュニケーションが非常に重要な職業だというのは意外でした。
一見、昼寝ばかりしているぐうたらな動物と思いがちな猫だが、生態や、習性を知ると、思っていたよりも繊細でナーバスな動物だということがわかる。
人によってはそれが “勝手気ままさ” に見えるのかもしれない。
猫は、昔から家につくと言われてきただけあって、住環境にとても神経質だ。
猫特有の性質だけでなく、エサの選び方から、健康面、問題行動への対処等、女性だけあって、とにかく猫に関するあらゆる部分について細かく書かれてます。
エッセイとはいうものの、 『猫の飼い方』 なんていう参考書を買って読むよりは、本書を読む方が、猫にとっても、飼主にとっても、よっぽどためになることは間違いない。
何十年と猫と暮らしてきたスキル(経験)がある著者には、説得力がある。
猫が生まれてから、死ぬまで、共に暮らすための指南書といってもよいほど。


著者の素晴らしいところは、ただ、猫がかわいいという愛情だけでキャット・シッターを行っているだけでない。
猫にとって、一緒に共生する人間にとっても、大切な事をきちんと理解しており、多少、押し付けとも思えるような意見も、飼主に積極的に発言していく姿勢だと思う。
それぞれの家には、それぞれの都合や、考えがあって生活しているわけで、その辺のプライベートな住環境の部分にも顔を突っ込まれると、わたくしのような天邪鬼は、うっさいなぁと思うところだが、本当に猫の事を考えているからこその助言だということが、本書を読むとよく理解できるので、そこはプロ意識の高さ感じました。


わたくしは猫を飼ったことはないですが、犬にしろ、動物を飼うことを安易に考えている人が日本にはとても多い。
犬にしたら、子供の数よりも多いくらいだ。
毎日外を歩いていても、犬を散歩させている人を見ない日はない。
にもかかわらず、捨てられるペットのなんと多いことか。。。
事情があって飼えないわたくしとしたら、とても憤りを感じます。
血統書付きのペットを持つことがステータスと思っている人を否定する気はないですが、わたくしはお金を出して買うよりも、明日を迎えることが出来ない動物達を救ってあげる方が人徳になると思いますが。。。

本書を読むまでは、あんな小さな猫1匹飼うということは、正直そんな大変なこととは思ってはいなかった。
しかし、猫の為を思ったら食費、医療費といったお金もかかるし、世話や手間も予想以上にかかる。
特に食費や医療費に関しての考えは改めさせられる部分がとても多かった。
面倒なんだなぁと感じた瞬間、それが生きている動物を飼うってことなんだなぁと妙に実感しました。
そうなんです。
『猫の飼い方』 なんて、かわいい子猫の写真が表紙の参考書を読んで、こんな実感なんか湧きませんよね。
だからこそ、かわいいという気持ちだけで動物を飼って、世話が出来ずに捨ててしまったりする人が出てくるのかもなぁ。。。
本書では、猫(動物)を飼うメリットだけでなく、デメリットも正直に書かれている点は高評価です。
動物を飼いたいと安易に考えちゃっている人は是非読んでみてください。





(  ゚_ゝ゚) { 『しなやかに、したたかに生きる。』 ごろにゃんの本性です。





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