Cm.019 金田一少年の事件簿 File19 -速水玲香誘拐殺人事件-

18:56 Sun 17.07
金田一少年の事件簿 (File19) 金田一少年の事件簿 (File19)
天樹 征丸、金成 陽三郎 他 (2005/04)
講談社
この商品の詳細を見る


::: ミステリ / コミック ::: ★★★☆☆


今回のお話は、人気(?)アイドル・速水玲香が「道化人形」を名乗る犯人に誘拐された。
身代金の受渡し役に指定された金田一くんは、無事玲香を救いだすことが出来るか?


道化人形に操られ、身代金を持って奔走する金田一くん。
『ダイハード3』 をパクりましたね? (´ー`)┌
今回は、犯人が誰かまではわかりますけど、肝心のトリックが半分しか解けなかった。
やっぱこれくらいのレベルじゃないと、マンガとしては面白くないですよね。
さらに真犯人に、マジックの得意なアイツが再登場。
ほんと、キャラの使いまわしがお好きだ。


この作品で一旦最終回を迎えたらしいです。
にしては、ちょっと中途半端な終わり方だったなぁ。
次回作を読む機会があったらまた謎解きに挑戦したいです。
その前に小説版に挑戦しようかな?










※ これ以降ネタバレしてます。




































受渡し役に指名され、振り回されてる金田一くんを見た時に、犯人は本当に身代金を受け取る気があるのか? と疑問を感じたらほぼこの誘拐事件のカラクリがわかるでしょう。
わたくしも安岡夫妻が共謀した誘拐事件であり、本当の狙いは安岡真奈美が旦那を殺害することにあったと、そこまではわかるんですが、肝心のアリバイが崩せませんでした。
おかしいとは思ってたんですよ、安岡保之にヒゲを剃らせたり、玲香ちゃんと別の部屋で監禁したり。
まさか、玲香ちゃんが丸1日気絶させられていたとは。。。 (´ー`)┌
この作品の秀でているところは、1日ズレているはずの時間軸をズレていないように描いてる点です。
マンガでは難しいだろうなと思っていた叙述トリックを見事に見せてくれました。
感心。
このほかにも、ヒゲの長短や、玲香ちゃんのキレイだった靴など、見逃しやすい人間の心理学や行動学を活かした作品は面白い。


トリックは上手かったのに、犯人の人間描写がひどく安っぽくて評価が下がる。
さらに笑ったのが、金田一くんに真相を暴かれて絶体絶命の犯人が、おもむろにテーブルの上にあったコーヒー(もしくは紅茶)に、砂糖入れて優雅に飲むなんてありえない!!
そんな余裕ないだろうに普通。。。 (´ー`)┌
演出に無理がありすぎ。


それにしても、「地獄の傀儡子」高遠は大人しくマジックだけやってらんないのでしょうか?
魔術列車殺人事件で犯罪マジックに目覚めちゃったんでしょうか。。。 (´ー`)┌










(  ゚_ゝ゚) { 『足が使えないなら、頭を使え!!』 両方とも使えません。。。 ●| ̄|_






テーマ : 読んだ本。 - ジャンル : 本・雑誌

Cm.018 金田一少年の事件簿 File18 -魔人遺跡殺人事件-

18:59 Sat 16.07
金田一少年の事件簿 (File18) 金田一少年の事件簿 (File18)
天樹 征丸、金成 陽三郎 他 (2005/03)
講談社
この商品の詳細を見る


::: ミステリ / コミック ::: ★☆☆☆☆


今回のお話は、不動高校の先輩・宗像さつきの誘いで、「魔人具」の遺跡発掘のバイトをすることになった金田一くん。
しかし発掘に関わった参加者が次々と殺害されていく。
村の守り神「凶鳥の命(マガドリノミコト)」の祟りなのか?


祟りなのか!? って、んなもんあるわけないじゃんか。 (´ー`)┌
不動高校の生徒って、妙な一族を持つ人が多くないか?
それは置いておいて、今回のお話はトリック、犯人、魔人具のありかまですぐに解けます。
もはやミステリとしてはダメだな。 (´ー`)┌
火サスなみのレベルだ。










※ これ以降ネタバレしてます。




































第1の殺人事件後、台所でガス漏れ事件が発生する。
この時点で、殺害トリックと犯人、魔人具のありかまで推測できる。
特に魔人具のありかは、以前鏡の反射を利用したトリックがあったがために簡単すぎた。
同じようなトリックを使いまわしてはダメですよ。
このトリックがフェイクだったら、この作品ももっと面白かったのですが。残念。
今回はヒントの出し方が悪かったとしかいいようがない。
ただ、第2の殺人での、日めくりカレンダーを使ったダイイングメッセージは難しかった。
普通は死んだ人が握っていた、捲られたカレンダーの紙(2月27日、28日分)に注意がいき、それこそがダイイングメッセージだと思ってしまうが、本当は剥がされた、カレンダー本体の日付が、ダイイングメッセージだったとは。
このトリックを活かすために、村西さんと宗像さんの関係がバレないよう、名前を皐月でなく、さつきにしたんですね。


全てにおいて二番煎じが多いこの作品は、犯人像も同じ。
またまた顔をヴェールで隠した女性登場。
絶対登場人物の誰かが入れ替わってるのがミエミエで失笑。
村西さんの動機がこれまた共感できない。
家政婦がご主人様と関係もっちゃうなんて、三流メロドラマです。
いくら奥方が非道な人間だったとしても、仕事に私情を挟んだことがそもそもの誤りでしょう。
大人しそうな顔して村西さんは怖い女だよ。
彼女の場合、ストーカー要素が充分あったことも殺人に走らせた原因かな。 (´ー`)┌


今回の突っ込みどころは、さつきさんのお色気作戦ですね。
金田一くんに裸で 『わたしのことどう思う?』 なんて迫ってましたよ。。。 (´ー`)┌
親子そろってなんともヤラシイ手段を使います。
普通の男だったら 『いただきます』 としか言いようがないですよね?

あといつものことですけど、『村西さんはさつきさんの母親ですよ』 と突然言われて、『お母さん!』 って言えちゃうさつきさんの人間描写にはついていけないです。
以前の作品にも似たようなものがありますけどね。。。 もうあきらめた。 (´ー`)┌











(  ゚_ゝ゚) { 『血を流すことで愛する者を救うことなんかできやしないんだ!!』 村西さんは電気が流れて救われましたけどね。。。






テーマ : 読んだ本。 - ジャンル : 本・雑誌

Cm.017 金田一少年の事件簿 File17 -仏蘭西銀貨殺人事件-

17:22 Fri 15.07
金田一少年の事件簿 (File17) 金田一少年の事件簿 (File17)
天樹 征丸、金成 陽三郎 他 (2005/03)
講談社
この商品の詳細を見る


::: ミステリ / コミック ::: ★☆☆☆☆


今回のお話は、幼なじみの高森ますみに招待され、ファッションショーに招待された金田一くん。
その舞台で「葬送銀貨」を名乗る人物の手により殺人が行われた。
金田一くんは一連の殺人にはますみが関わっていると同時に、真犯人の存在にも気づく。
金田一くんはますみを救い、「葬送銀貨」の正体を暴くことができるのか?


物語の序盤はまるで、TVドラマ 『警部補・古畑任三郎』 で、ゲストスター・風間杜夫が、コミカルだけどハラハラさせる演技で楽しませてくれた 「間違われた男」 を見てるようでした。
もしかして今回は、倒叙形式の作品なのか? と思いました。
それも面白いと思ったのですが、真犯人に恐喝されて、事件に関わるという道化役が必要だったための設定だった。


ストーリーもトリックも地味すぎ。
犯人像にも共感できなかった。
あぁ、そうそう、メグレ伯爵って何? あのキャラ。。。
すごくバカっぽそうだなぁ〜なんて思ってたんですが、案の定でした。 (´ー`)┌
新しい脇役を創りだそうと必死なんですかね?
無意味に立ってないキャラを増やすのはいかがなものか。。。










※ これ以降ネタバレしてます。




































わたくし犯人は、鳥丸さんの幼なじみの弓削だと思ってました。
これはフェイクに踊らされたってことですよね。。。
細かい点を見逃しすぎですね、わたくし。 (´ー`)┌
メイントリックの鍵のすり替えは良かったと思います。
今時のホテルにしては、鍵がカードじゃなくて、ルームナンバーが書かれた、キーホルダー付きの鍵を使ってるなんて、古いなぁとは思いましたけどね。
一番許せなかったのは、キミサワ本社の住所を隠してたことですね。
ズルい。
金田一くんは見てるのに、わたくしは見れないなんて卑怯な作者め。
それがわかったとしても、きっと犯人は弓削だと思ってるんだろうなぁ。 ┐('〜`;)┌


今回の犯人像は、まるでロシアの民芸品・マトリョーシカ(木製の入れ子の人形)みたいです。
蓋を開けると、外側とそっくりの人形が収まっている。
鳥丸さんは自分と同じような性格で、人生をたどってきた、高森さんがさぞや嫌いだったことでしょうね。
同族嫌悪ってやつですね。
その双子が持つような精神性が、連続殺人に利用されてしまった。
鳥丸さんも高森さんもそうですが、過去に犯罪を犯してしまった人というのは、人に対してなかなか信頼を持てなくて、ちょっとした事でも誤解し、疑心暗鬼に陥る。
親代わりで、敬愛していたはずの君沢さんに対しても、2人とも信じ抜くことが出来なかった。
それとも君沢さんの愛情が足りなかったとか?(オイオイ)
もしかして、君沢さんも2人同様に過去に犯罪歴があり、その現場を鵜飼氏に目撃され脅迫されていたとか?
目障りな鵜飼を殺害する為の、壮大な犯罪計画が本作だったりして。 (o゚c_,゚o) プ









(  ゚_ゝ゚) { 『お前は、ずっとひとりで泣いていたんじゃないか?』 涙は人には見せぬもの。 なんて言ってみたい。






テーマ : 読んだ本。 - ジャンル : 本・雑誌

Cm.016 金田一少年の事件簿 File16 -黒死蝶殺人事件-

17:48 Fri 15.07
金田一少年の事件簿 (File16) 金田一少年の事件簿 (File16)
天樹 征丸、金成 陽三郎 他 (2005/02)
講談社
この商品の詳細を見る


::: ミステリ / コミック ::: ★☆☆☆☆


今回のお話は、悲恋湖で死んだはずの遠野英治生きていた!?
事の真偽を確かめるため、斑目紫紋の蝶屋敷へ向かった金田一くん。
そこで斑目紫紋の娘たちが、蝶に見立てられ次々と殺害されていく。
殺人鬼「不死蝶」の正体は、果たして遠野なのだろうか!?


あぁ〜 もうダメ。
つまらない。。。
江戸川乱歩のような耽美な世界を作ろうとしたのか!?
中途半端な仕上がりで大失敗です。
所詮、少年誌じゃ無理な話なんですよ。
さらに、悲恋湖で死んだはずの遠野英治くんまでリサイクルしちゃって。
金田一くんより明智警視とか、アイドルの玲香ちゃんとか、脇役の方が目立ってるし、使いまわししてる感じがする。










※ これ以降ネタバレしてます。




































いきなり笑っちゃったのが、3姉妹の登場シーンですよ。
なんだかガッチャマンの合体シーンかと思ったね。 (´ー`)┌
トリックも物足りなく、仕込み不足のせいか、作者に優位に物語が展開していく。
チョウチョについての知識も皆無なわたくしには犯人もわかるはずもない。


トリックについては、眠らせた蝶に死体を隠させたというのは無理じゃね?
いくら子供の体は小さいといっても、その体を隠す為に、いったい何百匹の蝶を、ちっこい注射器で1匹づつ眠らせるのよ?
とてもじゃないけど、時間的に無理ありすぎ。
500匹目に麻酔打ってる時に、1匹目が目を覚ましそうじゃないですか。 (´ー`)┌


一番腹立たしいのが、緑さんが医学部の学生だった、というのは物語の前半でわかるのですが、人工授精の研究してたなんて初耳ですよ!
しかも死んだ恋人の保存してあった精子を使って3姉妹を産んだとか。。。
卑怯なネタばらしには参りました。。。 (´ー`)┌
犯人の小野寺は緑さんの子供か? 
と思ったのも彼がコンタクトケースを持っていた、というたった一コマからの推測だけだったし。
ちょっとズルい仕掛けが多かった。
そしてお決まりのように犯人が自害して、山野教授の今頃おせぇよの懺悔の一言。。。
作者お得意のパターンで締めくくっちゃってるよ。 ┐('〜`;)┌
クオリティーの低い作品は長編にしちゃダメダメ。










(  ゚_ゝ゚) { 『「生きる」ことが「死ぬ」ことよりはるかに辛いこともあるわ・・・』 辛くない生き方ってあったら教えてくださいよ。






テーマ : 読んだ本。 - ジャンル : 本・雑誌

Cm.015 金田一少年の事件簿 File15 -魔術列車殺人事件-

17:59 Thu 14.07
金田一少年の事件簿 (File15) 金田一少年の事件簿 (File15)
天樹 征丸、金成 陽三郎 他 (2005/02)
講談社
この商品の詳細を見る


::: ミステリ / コミック ::: ★☆☆☆☆


今回のお話は、「地獄の傀儡師」と名乗る人物から脅迫状をうけ、北海道行きの列車に乗り込んだ金田一くんと剣持警部。
その車内で乗り合わせた「幻想魔術団」の団長が殺害される。
次々に殺害されていく魔術団のメンバー。
金田一くんたちはトリックを見破り、「地獄の傀儡師」の正体を暴けるか!?


もうダメダメ。
なんでしょう、今回のミステリは。
違う意味で不可能犯罪だよ。 (´ー`)┌
いくらマンガとはいえ無茶しすぎです。
トリックもストーリーも面白みに欠ける作品でした。










※ これ以降ネタバレしてます。




































大体にして、車内でマジックショーが行われている間に、団長を殺害してバラバラにするなんてどう考えても不可能。
車内から消える団長の死体のトリックにしても、胴体が風船で作られ、首だけが本物だったとしても、隣のトイレから、紐で首とマントを手繰り寄せるという荒業が果たしてうまく出来るものか?
第二、第三の殺人トリックも、シーソーの原理だそうですが、これもなぁ。。。
そんな都合よくできるとは思えないんですがね。 (´ー`)┌
題材がマジックだから、トリックもそれに見合うよう派手で、大胆なものしようという作者の意図があったのでしょうか?
今までの金田一くんシリーズからして、そうでも考えないとあまりにも現実離れなトリックですよ。


ただ、犯人が誰か、団長のバラバラ死体の移動トリックについてはわかる。
都津根という架空の人間の元に送られたバッグと、マネージャー・高遠が持っていたバッグが形も数も同じなんて、偶然であるはずもなく、都津根宛てのバッグについていた伝票から、列車の爆破予告があった時に、銀流星号の隣に横付けされていた、トレイン急便が運んでいた同じ型のバッグと交換したのだとわかる。
どちらのバッグも高遠が用意しておいたということですが、計画通り、銀流星号がトレイン急便が、同時刻に同じ駅に到着するとは限らないし、何車両もある貨物の中からバッグを見つけ出すのも結構時間がかかるはず。。。


全てにおいてこの犯行は、綿密に計画されているようで、一番大事な確実性に乏しい。
犯行がいつ誰に見られていてもおかしくないし、一歩足を踏み入れればトリックがばれてしまう、ちょっとタイミングがズレれば、犯行不能なスレスレの犯罪なんですよね。
ですが高遠は一世一代の大魔術だのなんだの言ってるが、端に強運の持ち主なだけと思う。
そう考えると、高遠はやっぱり知能犯ではなく、腕のいいただの魔術師なんでしょうね。
それにしても一番恐ろしい人は、殺人犯の高遠でもなく、殺された近宮さんじゃないの?
自らの手を下すこともなく、息子の高遠を操り、最後は燃え盛る「炎の鉄槌」攻撃で、左近寺を地獄へ連れて行ったんですから。
彼女のマジックに対する執念を感じます。 (((-。-))) コワ


笑ったのが銀流星号の車内で明智警視が読んでいた本が 『ピノキオ』 だった。。。
メルヘンだよ。 ファンタジーだよ。'`,、('∀`) '`,、










(  ゚_ゝ゚) { 『僕は人を欺くことに“快感”を覚え、君はそれを見抜くことに“使命感”を感じている』 そうそう、じっちゃんの名がかかってるからね。  






テーマ : 読んだ本。 - ジャンル : 本・雑誌

 BLOG TOP  » NEXT PAGE