::: ミステリ ::: ★☆☆☆☆
赤川次郎ベストレセレクション第10弾です。
初版は1981年であり、赤川作品の中でも初期の作品ですね。
初期の作品は大概一度は読んでいるはずなのですが、本書は初読でした。
読んでみて初めて気付いたのですが、サブタイトルが、 “懐かしの名画ミステリー” というのですが、この名画って、 “絵画” に於ける名画だとばかり今の今まで思い込んでいました。
ここでいう名画とは、 “映画” に対して使われていたんですね。
読了後、解説を読んで初めて気付いた次第。。。'`,、('∀`) '`,、
正直、どこが名画(絵画)にちなんだ作品なんだろうと、首を捻ってたんですけどね。。。
もし、わたくしに古い映画について知識があれば、わかったんでしょうけど、どのタイトルも全く知りません。
なので、映画の内容と、本書の内容について関連性があるのかとか、どこまでプロットが似ているかとか、その辺もわからずじまい。。。
映画の内容を知ってから読んだ方が面白かったんですかね?
それともタイトル名を拝借しただけとか。。。?
どちらにしても、内容的には評価が低い短編だなぁという印象でした。
ホラー映画のエンディングようなすっきりしないオチや、アンハッピーなものが多い。
赤川先生の初期作品は名作が多いのですが、本書は例外のようです。
※ これ以降ネタバレしてます。・忘れじの面影前半の謎の部分が面白かっただけに、ラストの無理心中のような結末は重いですね。
・血とバラ赤川先生十八番の吸血鬼ネタ。。。表題作でもありますが、内容的にはパンチ不足。
てっきり吸血鬼は素子だと思っていたが、ラストでのどんでん返しは良かった。
叔父の賢造の最後の一言がゾッとしますが。。。
・自由を我等に殺害計画に至る動機がバカバカしい。。。
青春時代の挫折からくる妬みという、あまりにも非現実的な動機。
今更そんな昔の話を持ち出してきて、殺されたら大迷惑というもの。
死んでも死にきれない。(´ー`)┌
・花嫁の父思い込みの勘違いでナイフで刺され、顛末を知らずに幸せに死んでいった父親をバカと見るか、娘を捨てた父親の最初で最後の親孝行ならぬ、子孝行として、感動もののストーリーとして見るか、それはあなた次第。。。'`,、('∀`) '`,、
・冬のライオンちょっとした本格ミステリー。
本書では1番ミステリらしい作品に思う。
狂言強盗のはずが、本物の強盗としてよもや殺されようとは。。。
意表を突いたどんでん返しが光っていた。
( ゚_ゝ゚) { 『絢爛たる技の冴える、珠玉の短編集』 そうでもない。。。
テーマ : 読んだ本。 - ジャンル : 本・雑誌