Bk.024 とりあえずの殺人

16:02 Mon 30.08
とりあえずの殺人 とりあえずの殺人
赤川 次郎 (2003/12/09)
光文社
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::: ミステリ ::: ★☆☆☆☆


『ひまつぶしの殺人』、『やり過ごした殺人』を再読し、続刊の 『とりあえずの殺人』 は第2作から13年ぶりの新作でした。

一気に読むと80年代、90年代そして、2000年と時代の流れがよくわかる作品でした。
本作は2003年の作品なのですが、正直古臭く感じます。
80年代の頃だったら笑ったであろうオチもどっちらけだったりする。
特にミステリにおいては、科学的、論理的思考を重視する作品が多くなってきてる中で、ご都合主義の赤川作品はかなり厳しいと感じます。
90年代に入って、急激にミステリの質が落ちて、ホラーやファンタジー路線が強くなってきたのはそこらへんに原因があるのでしょうか。
思い切って児童向けのミステリに転向した方がいいような気もするのですが。。。
中途半端な性描写が邪魔してますね。 (o゚c_,゚o) プ


なつかしさのあまり手に取った作品ですが、残念ながら第1作の面白さを超えられませんでした。
登場人物があまりにも多くなりすぎて、使いこなされていないように思われました。
どうもバカっぽいキャラばかりが目立って辟易しました。
ユーモアとくだらなさを勘違いしてるような場面もある始末。
真面目な方が読んだら腹立たしく思える人もいるのでは?

500ページものの長編なのですが、内容だけでは果たして読みきれたかどうか疑問です。
簡素な文章のおかげで読了できたといっても過言じゃないですね。
やはり赤川作品は80年代のものに限る。









(  ゚_ゝ゚) { 登場してくる警官の扱いをバカにしすぎ。






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Bk.023 やり過ごした殺人

14:43 Wed 25.08
やり過ごした殺人 やり過ごした殺人
赤川 次郎 (1990/04)
光文社
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::: ミステリ ::: ★☆☆☆☆


『ひまつぶしの殺人』 から、7年後に書かれた2作目。

1作目のブランクが大きかったのか?
ワクワク・ドキドキ感がなかったです。
1作目、次男の圭介が事件で知り合った女性と晴れて結婚したのですが、今回は、三男の正美がバカっぽい女子大生とくっつきます。 (´ー`)┌

( ̄〜 ̄)ううん。。。

キャラ設定として、次男、三男の彼女は、ホテル経営の社長の娘だったり、資産家の娘だったりと恵まれすぎじゃないですか?
っつか、物語のプロットからしてご都合主義もほどがある。
所詮、娯楽小説ですからねぇ。。。 (´ー`)┌


この調子でいくと、3作目も誰かが結婚するんでしょうか?









(  ゚_ゝ゚) { ルリ子じゃなくて、リル子。。。紛らわしい。





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Bk.022 ひまつぶしの殺人

13:32 Fri 20.08
ひまつぶしの殺人 ひまつぶしの殺人
赤川 次郎 (1984/12)
光文社
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::: ミステリ ::: ★★☆☆☆


学生時代に読んで面白かった、という記憶だけで、図書館で借りて再読。
当時、面白かったと思えた作品は、今では、なんじゃこりゃ? な作品に変わってました。
いや、変わったのはわたくしなんですけどね。

本格ミステリを読みすぎましたね。
ストーリー設定が安直過ぎて、今では手放しで楽しめませんでした。
子供騙の作品ですが、ベッドシーンなどあるので、あまりお子様にはお勧めできません。
当時はあまり気にならなかったのですが、ベッドシーンの描写が直接的で幼稚な感じがしていまいちでした。
というか、初版が84年ですからね。
時代的に20年も経ってる作品なので、あらゆる点で今と比べたらいけないんでしょうね。
そう考えると、横溝正史やアガサ・クリスティの古典ミステリ作品はすごいんだなぁ〜と変なところで感心しました。


しかし、本格でないにしろ、赤川さんの持ち味は、魅力的なキャラクターと、ユーモア溢れる文章ですよ。
代表作品といえば、『三毛猫ホームズ・シリーズ』、 『吸血鬼はお年頃・シリーズ』 が有名ですが、冊数は現在3冊ですが、この 『早川家・シリーズ』 も面白いと思います。
キャラクター設定が、母親が泥棒、長男が殺し屋、次男がまともな弁護士、三男がコチコチの警察官、長女が詐欺師と。

どないな家族やねん!! な設定です。

今でもかなり斬新な設定だと思うので、本格でないところが惜しいです。
本作では、行方不明となった早川家の父親にまつわる事件です。
石油王の宝石を盗もうと企む母親、石油王暗殺の依頼を受けた長男、石油王に取り入ろうとする長女、宝石を守るため警備にあたる三男、家族の内情をただ1人知る次男が、それぞれの家族の目論見を阻止しようと必死なんですが、空回りします。
家族の運命はいかに?


難しいことは考えずに、読めるので幅広い年代に人気ですね。
あと、赤川さん自身、エッセイで書いているのですが、日本語の使い方に神経を使ってるそうです。
確かに、最近の作家で、ことわざの使い方や文章表現に誤りがある作品があります。
言葉は変化していくので、抑えようがありませんが、正しい日本語が失われていくのは嫌ですね。
そういう点でもこれからも活躍して欲しいです。

出来れば、本格買いて欲しいです。









(  ゚_ゝ゚) { 『自分の中にある物を全部吐き出してしまったら、死にたくなくなりました。』 良かったね。 正実さん。。。





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