::: ミステリガイド・エッセイ ::: ★★★☆☆
北村薫作品デビューです。
デビューが著者オリジナルのミステリでなく、ミステリのガイドブック兼エッセイってのが、ちょっと妙ですけど。。。
著者のファンっていうわけではないのですが、有栖川センセとの対談もあることだしと、図書館で借りてみたのですが、読んだらかなり面白い。
面白いというか、家に一冊あった方が本読みには便利だと思ったので、後日、本屋に行って買ってしまった。(笑)
本書は2003年に読売新聞にて、若い人向け(これからミステリーを読む人など)のためのミステリガイドとして、連載されたものを文庫化してます。
紹介されている本、それぞれの挿絵には、猫の版画で有名な大野隆司さんが手掛けており、カラー印刷なのが嬉しい。
挿絵の絵柄も、紹介している本を示す(ほぼダジャレ)ヒントが描かれており、遊び心満載です。
内容的には、ミステリ小説のガイド、選んだ作品に対してのエッセイ、版画家・大野隆司さんとの対談、本格ミステリー作家・有栖川有栖さんとの対談が収録されてます。
ガイド本としては、北村さんは本格ミステリの作家だけあって、選んだ作品は王道であり、この作品さえ抑えておけば問題ないと思われる有名どころばかり。
特に、年代的なものもあるのかもしれないが、古典作品が多く選ばれている。
対談は、なんと言っても有栖川センセとの会話が楽しいです。
かなり笑える内容ですね。
お互い、本格ミステリが本業なだけに、意見も合うのかと思いきや、結構、白熱した論争を展開してます。
( ゚_ゝ゚) { 『そして地味な捜査が続く。。。スルメですから。』 噛めば噛むほどに面白い本。。。(笑)
テーマ : 読んだ本。 - ジャンル : 本・雑誌