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風の盆幻想 (実業之日本社文庫)風の盆幻想 (実業之日本社文庫)
(2013/06/05)
内田 康夫

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風の盆幻想 (幻冬舎文庫)風の盆幻想 (幻冬舎文庫)
(2009/08)
内田 康夫

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風の盆幻想風の盆幻想
(2005/09/21)
内田 康夫

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::: ミステリ ::: ★★☆☆☆



浅見光彦シリーズとしては第94弾。

読む前に、 『風の盆幻想』 というタイトルからして地味だなぁという印象だったが、実際、本当に地味な作品だった。
エンターテインメントから遠のくほど、現実的な旅情ミステリなんだろうけど、個人的には好みじゃない。

今回は、浅見ちゃんと内田先生の野郎二人旅。
推理に関してはいつも通り、浅見ちゃんがズバッと解決するのだが、今回は、その推理に不可欠な論理性だけでなく、人間の心理、男女の機微について、内田先生の年の功らしいするどい考察力に注目。
2000年以降、手抜き作品が多い中、旅情感たっぷり作品なので、旅情ミステリが大好きという方には楽しめそう。
また、越中おわら節なる踊りを背景に、恋愛なども絡めた情緒的なストーリーは、著者にしては珍しい作品かと思う。
浅見ちゃんもわたくしも苦手な大人モードです。
どうにもこうにもタルくて、わたくしは戦意喪失。(笑)














※ これ以降ネタバレしてます。








































モチベーションがまったく起きない本。
わたくしにとってそれは、恋愛ネタだったりする。
浅見ちゃんが恋愛ベタの童貞くん(たぶん)で、
ヒロインを片っ端から一刀両断する恋愛切りの名人だったからこそ、浅見シリーズ制覇を目指しているわけです。(笑)
しか~し、今回の作品は、ベタ~な恋愛もの。
この際、「恋愛殺人事件」と改題してもいいくらい。( ´ロ`)
とことん読む気が失せる。
せめて、犯人だけは拝んでおいてやるかな、な低空テンションで読み飛ばし。


結局は、一人の女性を巡っての野郎の醜い争いの末に起きた殺人事件という、今時、社会欄にも載らないような事件でした。
しかしながら、事件を無駄にややこしくしたトリックとして、二組のカップルが、結婚相手を取り換えての偽装結婚という設定には驚きました。
ナイスアイデアと思いたいところだが、こんなもんはアガサ・クリスティの作品ではよく出てくる設定。
でも、退屈でボケっとしていた頭には、良い刺激でしたけどね。


問題はですよ、前半の越中おわら節に関する地元住民のいざこざ等の説明が長過ぎ。
途中でめんどくさくて読み飛ばし。。。
しかも、おわら節の踊りとやらが、どんな踊りなんだか全くわからない。。。(笑)
内田先生によると、情熱的な相当すげぇ踊りらしいが、どこがどうすげぇのか全く伝わらない。。。
すごさ加減が、サンバとか、タンゴとか、見た目が激しいだけの、そんなレベルしか思い浮かばない。(笑)
自分の貧弱な想像力が哀しい。。。









(  ゚_ゝ゚) { 『善意と愛情を込めて訊けば、ほとんどの女性は素直に胸襟を開いてくれるものさ。』 意味深長です。







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七人のおば (創元推理文庫)七人のおば (創元推理文庫)
(1986/08/22)
パット・マガー

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::: ミステリ ::: ★☆☆☆☆


古典の名作です。
が、しかし、これはミステリなんでしょうか。。。?(´~`)
ドロドロの昼ドラに、毛が生えた程度のミステリか、ミステリの皮を被った愛憎劇の方がしっくりくるか。


タイトル通り “七人のおば” が物語に登場し、その大半を彼女達が暴れまわります。
暴れるといっても、おばさんたちが手に凶器を持って殺し合うとかいうスリリングな話ではない。
個人的には、そっちの方が面白いかも。。。なキャラクター設定ではありますが。。。(n'∀')η
その暴れっぷりとは、七人のおばたちの奔放で、俗物精神丸出しの生き方とでも申しましょうか。
とにもかくにも、さすがは7人姉妹、個性は違えどその強烈な人格破綻(笑)したキャラクターは圧巻です。
このキャラクターを創りあげたというか、描き分けた作者に拍手です。
はっきり言えば、トリック云々はもはや度外視。
ミステリ? 誰が殺されてもおかしくないし、もうどうでもよかろう。(´ー`)┌
姉妹同士で潰し合いの不毛な消耗戦をどうぞご堪能あれなのだ。。。(n'∀')η


そんなわけで、ミステリ要素が薄まった作品であり、心がささくれだつようなエゴだらけで、ドロドロの愛憎劇がとてつもなく苦手なわたくしとしては、当然の低評価であります。
遺産がらみの犬神一族の方が好きなのであります。
せめて、クリスティくらいあっさりしてると読みやすいですけど。。。



最後に、本書を読んだ方に一言。

あなたはどのタイプ?

わたくしは。。。


























※ これ以降ネタバレしてます。







































著者が描きたかったのは、ミステリではなく、やはり人間のエゴ。
許すまじきかな底知れぬ欲望なのでしょうか。
聞くところによると、七人のおばのキャラクター性は、 “七つの大罪” を象徴しているとか。。。
なるほど。
確かに、「傲慢」なクララに、「色欲」のドリス。。。「暴食」は、アル中のイーディス。。。と。
しっくりくるくる!'`,、('∀`) '`,、
強烈な個性ってやつも描きやすい上に、人間が持つ性ですから、万人に共感が得られるかも。
共感できても好感は持てないですが。。。


しかし、本書は悲しいかなミステリとして確固たる地位を築いてしまっており、わたくしにはいささか不服であります。( ̄ε ̄) ぶぅぶぅ
ミステリと思って読み始めたら、延々と骨肉の争いが続くわけですよ。。。
争いごとが苦手なわたくしとしては、もう、早く探偵出てきて解決しちゃって! と何度叫んだことか。。。(笑)
結局のところ、ほぼ全篇といってもいいが、話し手であるサリーの回想であり、その回想が骨肉の争い劇場なので、精神的に疲れました。(;´д`)
もうヘトヘトです。後味が悪いです。

その上、モテ期のバートが途中で行方不明。。。(゜ロ゜)
こ、殺された!? と誰もが思うわけですよ。
ま、まさかフェイクだよね?
と信じて読んでましたけど、まんま殺されてしまいましたよ。(゜ロ゜)
しかも、毒薬という小道具まで登場。
テッシーでも楽ちんに殺れるね! な展開に。(´▽`;)ゝ
もう、ミステリとして読む気は失せましたから、いいですけどね。(笑)

本書を読んでいて感じたのですが、こういった作品は、恩田陸さんあたりが書きそうな話だなぁと。
恩田先生の方がもうちょっとミステリタッチに仕上げてくれそう。
それか、湊かなえさんとか。。。こちらはもっと悪意たっぷりにやってくれそうです。(笑)


















(  ゚_ゝ゚) { 『人間ってものは必ずしも、然るべき事柄を悲しみ、然るべき機会に幸せを感じるってわけにはいかないの。世間のしきたりや陳腐な格言とは違ってね。』 フリーダムだね人生は♪







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料理長が多すぎる (ハヤカワ・ミステリ文庫 35-1)料理長が多すぎる (ハヤカワ・ミステリ文庫 35-1)
(1976/10/17)
レックス・スタウト

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::: ミステリ ::: ★☆☆☆☆




ネロ・ウルフシリーズ5作目。
美食家で出不精の安楽椅子名探偵らしいです。。。

レックス・スタウトの作品で最も著名な作品ということで、読んでみましたが。。。いまひとつ。
わたくしにはピンとくるものが残念ながらなかったです。(´~`)
なんでしょうね。。。
やはり、シリーズものを途中から読むのがいけないのか、豪華で贅沢な料理に興味が全くないせいなのか。。。
デブっちょ探偵と、その助手キャラに興味を魅かれないせいか。。。
数え上げればきりがなさそうです。(´▽`;)ゝ


本作は出不精の安楽椅子探偵ネロ・ウルフが外出するという異色作らしい。(笑)
食い物につられ、ノコノコと招待先に出向いたネロ・ウルフだが殺人事件に遭遇。
シカトぶっこいちゃおうと思ったのもつかのま、友人が逮捕されてしまい、やむなく事件解決に乗り出すという設定。
正直、シリーズの特徴でもあるネロ・ウルフの安楽椅子探偵っぷりをみたかったのだが、何故に、一番有名な作品が異例作品なのか。。。(つд`)

肝心のトリックも度肝を抜くようなものでもなく、建物の描写もわかりづらい。
ページ数が多くないわりには読みづらい本でした。
特筆すべきこともなく、機会があればちゃんと1作目から読まないとダメだこりゃな作品でした。









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ハリー・ポッターと炎のゴブレット〈4‐1〉 (ハリー・ポッター文庫)ハリー・ポッターと炎のゴブレット〈4‐1〉 (ハリー・ポッター文庫)
(2012/10/03)
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ハリー・ポッターと炎のゴブレット〈4‐2〉 (ハリー・ポッター文庫)ハリー・ポッターと炎のゴブレット〈4‐2〉 (ハリー・ポッター文庫)
(2012/10/03)
J.K. ローリング

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ハリー・ポッターと炎のゴブレット〈4‐3〉 (ハリー・ポッター文庫)ハリー・ポッターと炎のゴブレット〈4‐3〉 (ハリー・ポッター文庫)
(2012/10/03)
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ハリー・ポッターと炎のゴブレット 携帯版ハリー・ポッターと炎のゴブレット 携帯版
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ハリー・ポッターと炎のゴブレット 上下巻2冊セット (4)ハリー・ポッターと炎のゴブレット 上下巻2冊セット (4)
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::: ファンタジー ::: ★★☆☆☆


ハリー・ポッター シリーズ4作目です。

感想は、 長い。。。 以上です。(オイオイ)
上・下巻でどんな内容になるのかと興味はあったんですが、とにかく疲れました。
本作がハリー・ポッターシリーズの分岐点になる作品であることは間違いないのですが、作者はそれを意識し、気負いすぎたような感じがします。
あれもこれも詰め込みすぎて、丁度いい満腹感を味わえなかった。
1000ページを超える大作のわりには、重要な場面は全体の1/5程度でしょうか。
トリックを仕掛けるにしては、無駄なページが非常に多いようです。

内容的には前作同様ミステリ仕立て。
前作と異なる点は、シビアでダークな展開になってきてます。
ハリー・ポッターの読者対象は、8歳くらいからと聞いてますが、その年頃の子供に読ませても差し支え無いかどうかは疑問です。
作品中でマスメディアに対して、不信感を植えつけるようなシーンもありますし、特に後半は、楽しく夢があるとはいきません。








※ これ以降ネタバレしてます。



























今回は魔法使いらしく、魔法を使うアクションシーンなども目立ちました。
また、ハリーやロン、ハーマイオニーの成長も垣間見れます。
大親友のハリーとロンが仲違いしたり、ハーマイオニーとの微妙な三角関係など、お子様だった三人が、徐々に大人になっていく過程が描かれています。
よく練られたプロットは健在なのですが、毎回、毎回、ホグワーツ魔法学校に来て、事件を解決し、また人間界に戻る。
それの繰り返しでマンネリ化しつつあります。
上・下巻のわりには、前作の方が面白かった。

さらに、キャラクターが本作の悩みのタネでした。
登場人物が多すぎる。
些細な場面で、前作で登場してきたキャラクターを使いまわししたりと、大長編なので、しっかり頭にたたきこんでおかないと、途中で誰が誰だかわからなくなります。(´ー`)┌


読んでて爆笑したシーンがあります。
ハリーとロンが占い学の授業で、自分達の1ヶ月分先の未来を占う宿題を出された。
担当のトレローニー先生というのが、根っからの不幸好きなもんだから二人して、考えられるだけの不幸をアレコレとでっちあげるのだ。
その二人のやりとりが掛け合い漫才を見てるみたいで笑えました。
作者のユーモアにはセンスがあります。

ところで、シリウスとスネイプ、おっさんらの大人気ないいがみ合いはどうにかなんないんすかね?(o゚c_,゚o) プ
事が事なんだから、握手くらいちゃんとしなよぉ~ (´ー`)┌











(  ゚_ゝ゚) { 『くよくよ心配してもはじまらん。 来るもんは来る。 来たときに受けて立ちゃええ。』 そんなもんだよね、人生って。







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本格ミステリ大賞全選評 2001~2010(第1回~第10回)本格ミステリ大賞全選評 2001~2010(第1回~第10回)
(2010/09/17)
本格ミステリ作家クラブ

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::: 書評・ガイドブック ::: ★★★☆☆


2001年から2010年までの本格ミステリ大賞作品(小説部門、評論・研究部門)の選評が紹介されている。
全て記名によるもので、投票も公開されており単なるランキング本ではなく、資料的価値が高い。


数ある年度末ランキング本とは異なり、書評・評論としての役割が重視されているように思います。
選評者の作品や本格に対する考えがよくわかる。
お勧めは、 『「私の愛する本格ミステリ」ベスト3』 です。
本格ミステリの定義は人それぞれですが、コラムを寄せた方々の愛読書から、長々と本格論を語られるよりは、単純明快でわかりやすい。
誰がどんな作品を選んでいるのかも興味がありますが、未読の作品を選ぶ上でとても参考になります。


残念な点をあげると、いささか量が多すぎるせいか、一気に読むには疲れます。
飽きてきます。
本格ミステリ研究者でもないわたくしとしては、そこまで詳細な資料は必要ないですかね。。。
ビギナー本ではないことだけは確かです。






















(  ゚_ゝ゚) { 『本格が好き、本が好き』 うんうん♪








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